当院は、受診される皆様に適切な診断、および治療を提供するため、脳神経系はもちろん、それ以外にも脊椎・脊髄、胸・腹部臓器、関節など全身の検査ができる、最新機器（Canon社製高磁場MRI、マルチスライスCT）を備えております。また放射線専門医による遠隔読影システムを導入いたしました。これにより、受診される皆様の症状に応じた適切な検査を行うことが可能です。

また、他医療機関からの検査のご依頼にお応えいたします。
脳神経内科疾患以外にも、整形外科的疾患、耳鼻咽喉科疾患、呼吸器疾患、消化器系疾患、婦人科疾患等、全身の検査が可能です。撮影翌日に読影結果をご報告いたします（至急のご依頼においては、当日結果報告可能です）。

ぜひご活用ください。

 

当院のMRI検査の特長

最新の1.5テスラMRIを導入しました。検査時間の短縮と高画質に撮影ができる装置です。
音が静かな高磁場MRI装置で、患者様に安心して検査を受けていただくことができます。

MRI検査の注意とお願い

① MRI検査は、磁場を利用して体内の情報を画像化する検査法です。
15〜30分で終了します。患者さんの体全体が大きな磁石の中に入ります。非常に強い磁石なので、手術や事故などで体内に金属があると磁石に引き付けられ体を傷つけたり、画像が乱れたりすることがあります。
以下の埋め込み機器がありますと、MRI対応機器であっても専門的な対応が必要なため撮影ができません。

• ペースメーカー
• 人工内耳
• 　脳室腹腔シャント（可変式バルブ）
• 埋め込み式除細動器
• 薬剤の自動注入器

など

② 以下の方は、撮影の可能性について確認が必要です。

• 脳動脈瘤クリップ（MRI対応であれば可能です）
• 心臓の冠動脈ステントや血管内コイル
• 　骨を固定する金属類
• 　人工骨頭
• 　妊娠の可能性がある方（妊娠14週以前の方は、胎児への影響が不明であり原則として撮影を行いません）
• 　閉所恐怖症の方
• 　入れ墨、アートメイクをしている方

③ 検査の時は、金属、磁気のあるものは外してください。検査室のロッカーに入れていただきます。

• 携帯電話
• 外せる入れ歯
• 　補聴器
• 　ヘアピン
• 　イアリング
• 　ピアス
• 　ネックレス
• 　指輪
• 　財布
• 　鍵
• 　各種カード（磁気カード、ICカード）
• 　時計
• 　湿布
• 　ホッカイロ
• 　ヒートテック
• 　コンタクトレンズ
• 　お守り
• 　金属を含有している経皮呼吸貼付剤

当院のCT検査の特長

最新のマルチスライスCT（16列）を導入しました。検査時間の短縮と高画質に撮影ができる装置です。開口径が大きく、圧迫感が少なく検査を受けていただけます。

CT検査について

CT装置の中心にある大きな穴に体を入れてエックス線をあて、体の中の様子を コンピューターで処理し画像化する検査です。体の輪切りの断層写真が得られ、診断に大変役立ちます。
金属は検査のさまたげになる場合が ありますので、金属のついた服や下着、貴金属などをはずしていただくことがあります。
検査時間は 約10～30分程度です。
検査中は横になって安静にしていてください。
検査中は、検査担当者とマイクを通して会話できますのでご安心ください。

CT検査の注意事項

心臓ペースメーカーを挿入されている方は、手帳をお持ちください。
妊娠初期（3か月以内）、ないしは妊娠の可能性がある方は原則としてCT検査は行えません。
ご不明の点がありましたら当院045-534-5589にご連絡ください。