-
脳神経内科
脳神経内科は脳と脊髄、そして手足を含む全身の神経や筋肉の病気を診療する内科です。
体を動かしたり、感じたりすることや、考えたり覚えたりすることがうまくできなくなったとき、それらの機能に関して、頭からつま先までの神経細胞のどこに問題が起こったのかを診断し、内科的治療を行います。問診(医療面接)、診察、検査、治療(投薬や手術)といった4つの要素から診療は成り立っていますが、他科と大きく異なるのは神経診療を行うということです。例えば、頭痛の場合、眼の診察から始まり両手両足まで全身を診察することで、脳に問題があるかどうか、あるとすれば脳のどこに問題があるかがわかります。
-
生活習慣病
生活習慣病とは、食習慣、運動習慣、喫煙、飲酒などの生活習慣がその発症や進行に関与する疾患群のことです。その代表例が2型糖尿病、高血圧症、脂質異常症、高尿酸血症などです。これらの疾患は生活習慣を見直すことにより、予防・改善することが可能です。しかし、長年放置すると、心筋梗塞や脳梗塞といった疾患のリスクを高めてしまいます。特定健診が普及し、健診でこれらの異常を指摘される方は非常に多くいらっしゃいます。生活習慣病を放置することは百害あって一利なしですので、健診で異常を指摘された方は、是非早めにご相談ください。
-
一般内科
一般内科では、日常生活の中で比較的遭遇しやすい急性症状や慢性疾患の継続的な治療とコントロールを行っています。また、専門的な高度医療が必要な場合は、専門の医療機関へご紹介し、適切な治療を受けていただけるようにする役割も担っています。以下に内科でよく見られる症状を挙げています。複数の症状が出ていて「何科を受診したらよいかわからない」といった場合など、お悩みの際はお気軽にご相談ください。
なお、中学生以下のお子様につきましては、脳神経内科の症状以外の病状については、大変申し訳ないのですが現在対応しておりません。何卒ご了承いただきますよう、宜しくお願い致します。
-
禁煙外来
体に悪いことはわかっていてもタバコをやめられない。そんなお悩みはありませんか?禁煙外来とは、喫煙者が無理をせず、高確率で禁煙するための外来です。
医療機関で禁煙する理由は、タバコに含まれているニコチンに依存症があるためです。喫煙する方の多くは、ニコチンに依存してしまうニコチン中毒という状態にあります。この状態をニコチン依存症と診断し、病気として捉え、医療機関で禁煙治療の保険診療が実施されています。
禁煙外来では、医師による指導やアドバイスに加えて、禁煙補助薬の処方を受けることができます。禁煙補助薬を用いた治療では、離脱症状が緩和されるため、自力で禁煙するよりも、比較的楽に禁煙することが可能になります。「タバコをやめたくてもなかなかやめられない」。そんな時は、お気軽に禁煙外来にお越しください。
-
脳ドック・各種健診
脳の病気は突然発症し、一瞬にして生命を奪ったり、言語障害や手足の麻痺などの重い後遺症をもたらしたりして人生を大きく変えてしまうことがあります。脳卒中はその代表で、症状が出てからの治療では、手遅れになってしまうことも少なくありません。脳腫瘍や認知症なども同様ですが、これらの危険因子を正しく把握して発症を防ぐことが最大の治療となります。しかし、一般の健康診断や人間ドックには、脳の検査は含まれておらず、そのため、普段から定期的に健康診断を受けているのに、脳の病気で突然倒れてしまう、といったケースもあります。
脳ドックは、脳に特化した健康診断で、こうした病気を未然に発見し、危険因子を除去するためのアドバイスなどを行い、脳の健康長寿を維持することを目的としています。検査の結果、もし脳の疾患などが見つかった場合は、速やかに適切な治療を行えるようにいたします。
-
予防接種
予防接種には「定期接種」と「任意接種」の2種類があります。
定期接種は、各自治体が実施する予防接種のことを言います。定期接種には肺炎球菌ワクチン(65歳以上、5歳刻みで1回)、結核に対するBCGワクチン、麻疹・風疹混合ワクチン(MRワクチン)、日本脳炎ワクチン、水痘ワクチンなどが挙げられ、公費負担となります。
任意接種は個人の判断で受ける予防接種となり、自己負担となります。任意接種にはインフルエンザワクチン、肺炎球菌ワクチン、おたふくかぜワクチン、ロタウイルスワクチン、A型肝炎などが挙げられます。
各種予防接種をご希望の方は、受付までお問合せください。