What The World Needs Now Is Love
- 2024年3月18日
- 院長のおはなし
どうもこんにちは。
院長です。
3月というのに寒くなったり暑くなったり、なかなか落ち着かない日々が続いていますね。
皆様、体調はいかがでしょうか。
気候変動がこれだけ強いと、具合が悪くなる方も多いですね。
お気を付けください。
ところで、昭和40年代生まれの院長ですが、
ここ数年で自分たちの世代に影響を与えた人たちの訃報が増えてきた、と思います。
最近では鳥山明さん、TARAKOさん。
Drスランプをいつも見ていましたし、
ドラゴンボールがない世界というのはなかなか想像がつきません。
ちびまる子ちゃんの声は、あの声だから世界が成立したように思っています。
自分的には昨年のことですが、好きでよく聞いている元YMOの高橋幸宏さん、坂本龍一さんのお二人がなくなったのは大変ショックでした。
そういえばBuck-Tickの櫻井敦司さんも亡くなってしまいましたね。
こうして有名人の訃報を聞いたり、
また医師の仕事をしていて患者さんを診ていると
やはりいつか人は亡くなる、ということを切実に感じます。
でも、だからこそ
できることを精一杯やって生きていくのがよいですね。
院長も以前、交通事故でえらい目に遭い
しばらく仕事ができずリハビリの日々を送ったことがあります。
あの時死ななくてよかった、とは思いますが、
その一方で、日常のどこかで突然致命的なイベントが起こる可能性は
いつ何時でもありえる、とも思うようになりました。
鳥山明さんの死因は「急性硬膜下血腫」ということでしたが
これは頭をうったことで、頭蓋骨の下にある硬膜という脳の周りを覆っている膜と脳の間に
血がたまってしまう、いうものです。
意識障害が強い場合は致死的となったり、後遺症が残ったりします。
たぶん、突然のことであったのではないか、と思います。
頭を打ったときは、吐き気、嘔吐や意識の異常、体の動きがおかしいなどの症状があったり、またそのほかでも気になる症状がある場合は、脳の評価をしておいたほうが良いですね。
気になることがありましたら、当院にお声がけいただければ拝見いたしますので、
お気軽にお問い合わせください。
ほか、慢性的に出血がたまっていく「慢性硬膜下血腫」もあります。
これはまた今後ブログで取り上げようと思います。
少し話がずれましたが、
院長紹介にも少し書きましたように
世の中にはいろいろな病気があって
そのために人生が変わってしまった方も多々おられるかと思います。
もちろん、どうにもならないこともたくさんありますが
そのなかで、できることをやって生きていくのがこの人の世のすがたと思います。
院長自身もそうです。
西原理恵子「ぼくんち」より。
この、「つらいけど、人はね、神様がゆるしてくれるまで、何があっても生きなくちゃいけない」というのは名言だと思います。
医師人生において、たくさんの倒れてしまった方を診てきましたが、
本当、なんでこんなことになっちゃったんだろう、と思う人生もしばしばみました。
いつか、自分にもそういうことが起こる可能性は否定できませんよね。
だからこそ、できることはできるうちにやろう、と思います。
悔いがないように、ってやつでしょうか。
何かと世知辛い話の多い
今の日本ですが、
できることを頑張ってやっていって
納得いくように生きていければよいですね。
そんな皆様の人生のお手伝いができますよう、
当院も頑張ってやっていきますね。
ではではまた。
ここまで読んでいただきました皆様
ありがとうございます。
最後に一曲。
先述しました高橋幸宏さんによる
Jackie DeShannonが歌った名曲「世界は愛を求めている」のカバー。
作詞Harold Lane David 作曲Burt Bacharach
しんみりして、いい歌ですよ。